2011年12月22日木曜日

なぜ政治の道へ?

子ども好きなこともあって(親戚の子供達が来ると、よく一緒に遊んでいます♪)以前は学習塾の講師をやっていました弥富市でも教えていました。教え子たちからは、今でも相談をうけています。最近の相談では、こんな話がありました…。
もうすぐ大学3年生になる教え子は、中学生のころは誰とでも仲良くなれる、そんな子でした。しかし、今の同じ大学の同級生とは、心から仲良くはなれないと言っていました…。
その原因は・・・雇用です。現在の大学生は卒業しても2人に1人はまともな正規職員になれません。まともな賃金がもらえない非正規労働者と呼ばれる働かせ方の増大に、まともな雇用の枠が大幅に減っているため、少ない雇用のイスを奪い合う同級生とは仲良くできないことに・・・今の雇用の状況が、若い子たちにこんなに悲しい思いをさせています…。
大学生だけではなく、ハローワークでは、毎日たくさんの人で、1つの案件に3時間以上も待たされることはザラにあります。そして、若い多くの働き世代のみなさんは、こうした不安定雇用、もしくは土日も休日出勤・残業、そして低賃金のために、結婚や子育てはおろか、恋人と付き合うことすら制限されるという状況です。よくニュースで、晩婚化や、少子化がすすんだなどありますが、こうした背景が原因の一つではないでしょうか。

十数年前までは、正規雇用があたりまえの世の中でした。この弥富市でも、たとえば、保育士さんたちの6割が臨時職員という状況になっています。多くのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん方からも、子供や孫の就職が心配だという声が寄せられています。
今、こんな状況にありながら雇用の対策は何もとられていないばかりか、派遣法改定やコスト削減を理由に正規職員から非正規職員に置き換えるなど、さらに労働者を苦しめています。働く場所がなければ生きてはいけません。まともな賃金がもらえなくては、結婚もできません。
何がこんなに貧困社会にしたのか…原因を考えたら、政治にぶつかりました。
福祉削って消費税を上げるのに、なぜか257兆円以上の内部留保(貯金)をもつ大企業に減税。なぜお金持ちに減税なのか。そんな政治が許せませんでした。
こんな世の中の流れを変えたい。こんな政治を変えていきたい。この思いで私は、今回、決意させていただきました。私は、教え子やたちや、自分の未来の子供や孫、そして今、本当に苦しんでいる人達のために、誰もが人間らしく働ける社会の実現に向けてがんばっていきたいと思います。

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